Memory of Mountaineering 「Because it is there」
ある登山の記録。山陰地方には低山から最高峰の大山まで様々な山があるが、
それらの山に登ったときの感想と写真。
登山の魅力については新田次郎の山岳小説を参照のこと。
個人的には夢枕獏の「神々の山嶺」がおススメ。


(1) 嵩山; 標高331m, 登山回数3回
古くは「怪談」の著者として有名な小泉八雲も登ったという山。大根島が一望できるほか、晴れていると
大山も望める。標高は高くはないが、頂上からの日本海および大根島の風景は格別なのでハイキングには
最高の山だと思う。また、布自伎美神社という神社がある。登山道が整備されているので子供でも十分
登れる。








(2)和 久羅山; 標高261m, 登山回数1回
嵩山より標高は低いものの傾斜がキツく、また登山道もあまりよくないので嵩山より登るのがしんどい。
頂上からは宍道湖や合銀本社などが見れる。




(3) 真山; 標高 256m, 登山回数2回
真山は新山とも書かれ、古くは毛利の城があったという山。登山道は比較的しっかりしており、島大を
はじめ松江の町並みが一望できる。






(4) 大山; 標高 1710m, 登山回数3回
 いわずと知れた山陰地方の最高峰。西の方角(特に鳥取県米子市方面)からみた山容が富士山に似ていることから
伯耆富士 (ほうきふじ)や出雲富士(いずもふじ)の名も持つ名山。登山家 深田久弥選出の日本百名山の
一つであり、日本百景にも選定されている。晴れた日の頂上からの眺めは最高であり、山陰地方に来たら
一度は登山するべきおススメの山。崩落が進んでいる山であり、無骨な岩肌は圧巻の一言。
荒々しく男らしい山肌で個人的にはかなり気に入っている。
秋の紅葉シーズンの大山はとてもよい。また、夏の季節の大山は緑が多くて楽しめる。
登山道は夏山登山コースと上級者コースの2パターンがあり、それぞれ頂上が異なる。初心者は道が
整備された夏山登山コースがおススメ。上級者コースはなめていたら死ねるレベルであるが砂滑りは
一度はやっておきたいとてもスリリングなコース。登るときは大山を守るために是非一木一石運動に
ご協力を。


















山頂に自分の足で登って初めて得られる感動がある。