一月三十一日 曇り

横田との実験が終わった。香川とシークエンスをした。松浦さんが隣にいない。とうとう修論を書き上げたようだ。今晩酒を飲むらしいが、次に遺伝子実験施設の前に倒れたら、間違えなくこの世には戻って来れないだろう。

一月三十日 雪

隣でまた松浦さんが修論を書いている。明日が締切だ。かなり弱っているようだが、テンションは高い。

いきなり「レッツゴー!」と奇声をあげて暖房を付けに椅子から立ち上がったが、フラフラと机に腰を打ちつけた。爆笑だった。

一月二十九日 雪

地吹雪だ。マリアさんに「まだ寒くなりますか?」と聞かれた。むしろこっちが聞きたかった。この質問は死活問題だ。

松浦さんの修論の要旨を見せてもらった。がちゃぽこだったが、本人には言えなかった。

一月二十八日 雪

あほかというくらいに雪だ。ジョンさんと天一ミーティングだった。

秦さんが「がちゃぽこ」という言葉を使っていた。でこぼこと言う意味らしい。

一月二十七日 曇りのち晴れ

昨日は結局、鍋に成功。バナナジュースも作った。うまかった。

昨日、黒瀬さんはパチンコに勝った。

今日から横田を教えることになった。初の女の子だけに張り切ってみる。

松浦さんがいつも修論頑張ってるので、何か黄色い声を聞かせてあげようと思い、モーニング娘。のCDを貸してあげたら喜んだ。今も隣で聞いている様子。まさかこんなこと書かれているとは夢にも思うまい。クックック・・・

一月二十六日 曇り

野黒美サンと碁を打った。

太将、原田君、黒瀬さんらとカニ鍋をする予定だったのに、「金がないからたてかえてくれ」と言ったきり連絡がない。外は曇りだ。寂しい。